アメリカ品質学会(ASQ)の支援活動 « IQAI|NPO法人 国際品質保証協会

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アメリカ品質学会(ASQ)の支援活動

ASQの活動

各部会・フォーラムの紹介

アメリカ品質学会には、ニーズを共有するために専門的な部会・フォーラムのネットワークを形成して同じ分野の有識者同士をつなぐ豊富な歴史と長い伝統があります。現在、それらのグループは25に上ります。

[→各部会・フォーラムの紹介]

各部会の活動やイベントの開催に際しては、それぞれの部会から直接会員宛に案内されます。また、代表的な部会は、部会独自のウェブサイトを運営しています。

年次大会(World Conference on Quality and Improvement)の開催

部会・フォーラムごとの活動に加え、毎年5月に特定の活動方針を掲げ、3日間に亘って学会全体の年次大会が開催されます。大会では、2日又は3日の事前セミナー、各部会の集会、キースピーカーの講演、全員集会、多種多様な研究発表・ワークショップ・講演・講習などがあり、懇親会も組まれています。参加希望者は、月刊雑誌“Quality Progress”に挿入された申込書やASQのウェブサイト(http://www.asq.org/)からオンラインによりASQ本部へ申し込みます。

日本におけるASQ公認資格試験の実施

アメリカ品質学会の資格試験は、IQAI監督のもと、1996年12月から日本国内で受験できるようになって以来、2016年6月までの20年間の日本国内の延べ受験者数は、日本以外からの受験者を含め、約400名に上りますが、日本人の合格者の多くはIQAI会員が占めていました。しかし、それまでの ASQ 試験は、2016年10月度より、Prometric の管轄下で CBT 試験に移行されることになりました。これによって、世界各国の試験会場は Prometric の試験センター(世界 8,000 箇所)で行われることになり、受験日も増えています。受験の申し込みは、従来通り、ASQ 宛に行いますが、ASQで受け付けた後、受験者は Prometric に対して、受験場所・日程等の確定の手続きを踏む必要があります。

[→ASQ認定有資格者]

2016年6月度までは、試験は同じ日に全世界の主要都市約150箇所で一斉に行われ、日本(Section No.2536)の試験は、IQAI 監督の下に東京で行います。2016年6月までの試験日程及び試験会場は以下の通りです。

  • CQA/CQE/CSQE/CPGP: 6月及び12月の第1土曜日
  • CMQOE/CRE/CSSBB/CBA/CHA: 3月の第1土曜日及び10月の第3土曜日
  • 試験会場:主に東京都目黒区下目黒住区センター

試験会場は変更する場合がありますので、都度、事務局にお確かめください。

[→welcome@iqai.org]

  • 上記ASQ資格の意味は以下の通りです。
  • CQA:Certified Quality Auditor (経営監査士)
  • CQE:Certified Quality Engineer (品質技術管理士)
  • CMQ/OE:Certified Manager of Quality and Organizational Excellence (経営管理士)
  • CRE:Certified Reliability Engineer (信頼性技術管理士)
  • CSQE:Certified Software Quality Engineer (ソフトウェア技術管理士)
  • CSSBB:Certified Six Sigma Black Belt (シックスシグマブラックベルト)
  • CBA:Certified Biomedical Auditor (医療機器監査士)
  • CHA:Certified HACCP Auditor (HACCP監査士)
  • CPGP: Certified Pharmaceutical GMP Professional (医薬品GMP 管理士)
  • 注:上記のほか、初心者向けの認定試験も幾つか行われています。

ASQ試験の詳細は、ASQ のホームページで紹介しています。

[→https://asq.org/cert/catalog]

ASQ資格更新申請のジャーナル/申請書の提出 

―”このIQAIによるサポート業務は2019年3月末で閉鎖しました”― 

A. ASQの資格更新のジャーナル/申請書はASQへ直接提出できます。ASQへ直接提出される場合は、提出物はすべて英文で用意してください。提出先は下記のとおりです。

  • American Society for Quality
  • P.O. Box 3005, Milwaukee, WI53201-3005, U.S.A.
  • Attn: Recertification Coordinator

B. IQAI に提出される場合は、提出物はIQAIの「ASQ資格更新審査委員会」でレビューし、Chair/SECの承認後、ASQへ送られます。IQAI 宛の提出は下記の要領に従ってください。

1.ジャーナル/申請書一式は同じ封筒に入れて「ASQ資格更新資料在中」と明記し、下記の住所宛にお送りください。

  • 〒141-0001 東京都品川区北品川 6-2-11-203
  • C/o 国際品質保証協会 西原  美津子

2.申請書類は必ずハードコピーを送付してください。さらに、参考用として電子メールで welcome@iqai.org宛にpdf 版を送付してください。

3.提出書類は日本語又は英語のどちらでも受け付けます。

4.ジャーナル/申請書に明記されたASQ指定の日本の Section No. は2536です。

5.送付前には次の内容が含めてあるか確認してください。

  • 記入済みの資格更新ジャーナル/申請書

―ジャーナルは記入された頁のみ送付し、記入のない頁は送付しないでください。

  • RU(更新申請の請求ポイント)の裏付けとなる文書・記録類

―学位・履修証明・参加証などは、原紙でなくコピーを送付してください。
―雇用証明は原紙を送付してください。

  • 内容物の索引・案内

―RUの裏付けとなる文書・記録類が、ジャーナル/申請書に記された(a)~(j) のどの項目に相当しているか分かるように、明瞭に区分するか又は索引を付けてください。

6.IQAI の「ASQ資格更新審査委員会」でレビューの結果、提出書類に不明瞭又は不備の点があると判断される場合は、追加・修正等をお願いする場合があります。

7.IQAI のレビューは、手数料として\5,000を申し受けます。(当会の会員は無料です。)

―IQAI手数料はASQへ支払われる手数料とは別です。
―IQAI手数料は申請の保有資格の件数に関わらず一定です。
―IQAI Chair/SECがジャーナルに署名し、ASQより受諾された段階で申し受けます。
―IQAI手数料は下記のIQAI指定口座にお振り込みください。

  • 銀行名:三菱IQAI東京UFJ銀行
  • 支店名:柏支店(454)口座番号:0081425(普)
  • 口座名:国際品質保証協会 事務局代表 藤原登
  • (コクサイヒンシツホシヨウキヨウカイ ジムキヨク フジワラノボル)

8.提出期限について

―申請資格の有効期限の6か月前・後の間に提出してください。
―RUポイントの裏付け文書・記録類で示された活動は、有資格の有効期限までに完了しているものが認められ、資格取得以前の活動は認められません。
―期日前6か月の間に提出されたため、未使用となった有効期限までの活動は、3年後の次回の更新時にRUポイントとして使用することはできません。
―初期の資格有効期限は3年後の更新時においても変わりません。
―複数の資格についてジャーナル/申請書を提出される場合は、最初に期限切れとなる資格の有効期限の6か月猶予期間内に提出してください。

ASQ監査部会の国際役員活動

監査部会の年次大会

IQAIがASQの国際支部組織として活動している「監査部会」は、日本国内では毎年6月のIQAIの総会時及び12月の臨時総会時(開催される場合のみ)に集会を行います。集会では、その時点における監査部会の役員報告、会員が登録している部会の集会における主な活動状況、議事、ASQ公認資格試験の推進等について討議されます。一方、日本国外に向けては、諸外国のASQ役員に対してEメールにより同様のことを行い、監査部会の活動の発展・拡大に尽くしています。

監査部会の規格委員会

IQAIは監査部会の規格委員会にも国際統括役員として所属し、ISO規格の改訂に関する意見を提案しています。IQAIがIATCA賛助会員として活躍していた時代には、1996年以来数年間に亘り、規約・規程等の策定に関する国際会議及び中間期における意見(パブリックコメント)を提案し、多く採用されています。

ASQディスカッション・フォーラム

2005年以来、IQAIの三浦名誉会長がASQのディスカッション・フォーラムの質疑応答者に指名され、QA及び経営管理に関する諸種質問に回答を発信しています。これまで年平均300点を超える回答が出されていて、世界の関心を集めています。
フォーラムの一般向けのサイト (“Public”) は非会員でも閲覧できます。
[→http://rube.asq.org/discuss/index.html]